北海道から帰宅後、山のように届けられたメールの中に出版社からの嬉しい通知が混ざっていました。ミニバン車中泊バイブルは、昨年の7月に発刊され、既に冬に一度増刷をして、今回が2度目の増刷。この手の書籍としてはかなり異例の類らしく、本当にありがたく思っています。
北海道の旅行中には、新婚旅行で来られていた若いカップルと、広島から来られていたシニアのご夫婦に声をかけていただくなど、現場でも認知して下さっている人たちとの出逢いが、わずかづつですが生まれてきました。特に後者のご夫妻は、本当によく本を読まれていて、一目で僕と分かったらしく、本と同じクルマが来たよ〜!とご主人に声をかけられていました。そりゃ間違いない、オリジナルだもの!(爆)。
しかしその一方では、ネットの読者プレビューに手厳しいコメントが書かれていたりもしています。もっともよくコメントを見てみると、題名や本をちゃんと読まれていないとか、ヘビーユーザーさんの誤解もあるようです。それを見越して、買って損したみたいなことを予防する為に、あえて立ち読みコーナーをウェブサイトに設けているのですが…(笑)。まあ、少しここで弁明をしておきましょう。
そもそも車中泊の基本ノウハウというものは、実はそう深いものではなく、実態はキャンプとほとんど変わりません。それにノウハウはアウトドアやトラベルなどの、車中泊を必要とする目的に大きく影響を受けるわけで、山登りをするために車中泊をされる方と、車中泊で温泉グルメがしたい人が同じスタイルであると考える方がナンセンス。事実、北海道に同じ時期に同じハイエースで来ていても、荷物の量は全く違うし、生活リズムも全然違います。
しかるに…突き詰めてみれば最大公約数である「車中泊」の基本とは、ミニバン車中泊バイブルに書いている程度が限界点というか「ほどほど」であって、大事なことはその先にある「何の為に車中泊をするのか?」ということと、「そのしたいことを実現できる地はどこなのか?」ということではありませんか。写真の世界にカメラマニアと写真家がいるように、クルマを改造することが好きな方もおられるでしょうが、僕はそうではありません。多くの読者様と同じく、機械はどちらかというと苦手な人です。
そんなわけで、例え今年から車中泊を始めたとしても… 1年後にはたぶん貴方の関心は、もう目的や行き先に移っていると思います。何冊も車中泊マニュアルを買う余裕があるのなら、僕はカーネルに掲載したように、車中泊での旅先ガイドにその費用を回す方が賢明だと考えています。どんな車中泊マニュアルを買っても「貴方専用の内容」が書かれているはずがありません。自費出版は別として、今はそういう情報を本にできる時代ではないことは明白。特に書籍の世界は薄利多売で、スポンサーもないわけですから、なおさら「売れるコンテンツ」が強く求められるのです。
以上の説明でご理解いただけたように、僕の本はあえて「マニュアル」ではなく「バイブル」と呼べるよう、考え方や創意工夫のためのヒントを散りばめています。またゆえにカラーページの多い雑誌スタイルではなく、しっかりとボリュームを載せられる単行本という形態をとりました。主役はあくまでも貴方です。ぜひミニバン車中泊バイブルをヒントに、独自の世界をお作りになってみてください。
最後に、カラー写真でも僕のスタイルをご覧いただけるようになりました。
前述したように先月末に地球丸から発刊された「カーネル」では、16ページの巻頭特集で、うちの旅の様子とクルマの詳細が掲載されています。現在号は上高地&乗鞍高原が舞台ですが、次号とその次は北海道となります。
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[ 2008/07/19 07:37 ]
雑記 |
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