もう半月ほどで、標高の高い山々では錦秋が始まります。
乗鞍の畳平周辺、立山の弥陀ヶ原、そして穂高の涸沢… いずれもネイチャーフォトが好きな人なら、必ず写真集や本で目にする山の紅葉の名所です。もちろんどこも山を歩きながら撮影するわけですが、最後の涸沢だけは現地にいくまでに、上高地のバスターミナルから約15キロの道のりをひたすら歩いて行かなければなりません(往復では30キロ)。ゆえに僕もここまで撮り残してきたのですが、考えてみれば歳がいくほど、ポイントは遠のくばかりで、本当に行きたいのなら少しでも体力のあるうちに… ということで、この秋をターゲットに夏からトレーニングを始めています。
実はお盆に軽装で目的地まで下見に出かけてきました。
時間をかけてなんとか標高2309メートルの涸沢ヒュッテには到着できましたが、ハーハーゼイゼイで(笑)、もう膝が笑いっぱなし。これは本番までに何よりも脚と心肺能力を鍛えなければ… と身にしみて帰ってきました。
その夏の様子はこちらのページ
それからおよそ一ヶ月。
ほとんど休まず毎晩1時間、脚にはトレッキングシューズ、背中には約10キロのウエートを入れたリュックサックを背負って家内とウォーキングを続けています。最初は気恥ずかしく思いましたが、よく見てみるとけっこう同じような格好の人が歩いているんです。
山の練習をする人と、ダイエットトレーニングの人は、靴が違うので区別がしやすいし、おそらく歩いてる距離も違うと思います。途中、階段の往復を入れたり、できるだけアップダウンの道を選ぶなど、練習の人は実戦を意識したコースを選ぶのが当り前なのでしょう。これは本番でヒーヒーいう目に遭わないと、なかなかできないのかも(大笑)。
さて、この週末はそのトレーニングの成果を試すべく、金剛山と滋賀県の蛇谷が峰に登ってきました。金剛山は家内と、蛇谷が峰には息子が同伴。僕だけ連戦になったわけです。登山ルートのインプレはあまりに経験がないので書くことができませんが(笑)、山は標高よりもまずは道次第で、疲労度が相当かわるものだと感じました。階段でも段差が大きければ早くバテてしまいますし、粘土質の坂道は踏ん張りながら歩くので、これまた疲れが早く溜ってしまいます。その点では普段のウォーキングで階段と坂道を取り入れていたのは正解。筋肉痛にはなったけど、脚が前にでませ〜ん状態までには至らずに済みました。
★★★ ★★★ ★★★
はてさて…本題。
僕は山登りが目的ではないので、脚を鍛えて槍ヶ岳や剣岳のテッペンを目指そうというのではありません。しかし、記述のように歩けなければもっと下にあるベースキャンプ地にもたどり着けないわけですし、さらに着くことが目的ではなく、そこからが本当の「仕事」になるわけです。疲れ切ってしまうと集中力が薄れ、構図を考える気力も弱まってしまうことが、8月の経験でよく分かりました。それでは、せっかくそこまで登った意味がなくなってしまいます。
また、ピークとなる紅葉の季節には、本当に多くの人々が山に入りますので山小屋はパンク状態になり、泊まりはおろか、おそらく昼食でさえ長く待たされることになるのでしょう。
であれば、中間地点にベースキャンプを張り、そこからカメラに加えてストーブとコッヘルを背負って登り、適当な場所を見つけて自炊をする方がマイペースで活動することができるのです。
良い成果を出そうとすると、このように様々なことを想定した
シミュレーションと
トレーニング、そしてキャンピングギアなどの装備
システムに創意工夫をしていく必要があり、それはすべてに共通するサクセスの過程なのだと思います。
また旅と同じで…
実はそれをすることが一番楽しいのかも知れません。
涸沢の撮影は、ミニバン車中泊バイブルにまとめてきた「P泊(パーキングキャンプ)」プラス、ベースキャンプ地での「テントキャンプ」を駆使した、往復30キロを超えるキャンピングツアー。持論である「キャンプは手段」ということが本当によく分かる旅です。ゆえに予算は現地までの交通費を除けば、おそらく2名2泊で1万円もあれば収まると思います。
このスタイルで、礼文島や屋久島まで足が伸ばせる日を楽しみに頑張ります。
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東京にいる写真仲間が久しぶりに戻ってきたので、琵琶湖まででかけてきました。暖冬でどうかなと思いましたが、山本山のオオワシは幸いにも昨日までは確認することができています。
湖北町野鳥センターのホームページにも書かれていますが、7日の午前中に狩りをしたのが上の写真で、小ぶりのバスを捕らえて戻ってきました。
ただ、この時の様子は僕がこれまで何度も見てきたのとは全く違っており、飛んだ時に、もしかしたらこのまま北へ帰ってしまうのかな?と思わせるような飛行ルートと高さでした。戻ってきて食べるところは木のスタイミーにかかっていて撮影できなかったので、僕らはここで山本山を後にしましたが、その後、オオワシは2時過ぎに北の方角に飛んだようで、もしかしたらそのまま戻らないかも知れないとのこと。
週末に撮影を予定されている方は、野鳥センターで情報をしっかり入手してからお出かけください。
S地区のオオワシは今朝は居ることが確認できましたが、昨日は山本山のオオワシ同様、かなり変わった行動をしていましたので、こちらもまもなく北帰してしまうかも知れません。
僕は今シーズン2回しか遭いにいけませんでしたが、ともにバスをゲットした写真が撮れてラッキーだったと思います。
次回はもう11月末になりそうですね。
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